44 問1 組織液
問2 (b) 小さ (c) 多 (d) 増加
解説 問2 水や一部の溶質は透過するが,ほかの溶質は透過しない膜を半透膜という。濃度の
異なる溶液が, 半透膜によって仕切られている場合, 水は溶質の濃度が高いほうへ移動
する。このとき、 2つの溶液の水位差が生じないように加えた圧力を浸透圧という。 次
図に, 浸透圧が生じる仕組みを示す。
水は通過するが, スクロースは
孔より大きいために通過できない。
半透膜
半透膜
(モデル)
80600
00000
1000m
水位差
圧力
浸透
浸透圧
浸透により水位差 浸透圧=水位差をなく
が生じる。
すために加え
た圧力
血しょうと組織液の場合,血しょうの方がタンパク質の濃度が大きいと考えられるた
め、水は組織液から血しょうのほうへ移動すると考えられる。 肝臓の機能が低下すると,
溶質であるアルブミンなどのタンパク質の濃度が低くなるため, 血しょうの浸透圧も小
さくなる。 また, 組織液から血しょうに移動する水の量が減るので, 組織液の量は増加
すると考えられる。
なお,アルブミンは肝臓で合成される, 血しょう中で最も多いタンパク質である。