[II] つぎの文章を読んで, 以下の問いに答えよ。
硫化水素 H2S は腐卵臭をもつ無色の有毒な気体である。 H2S は水に溶けて弱酸性を示す。
H2S
HS™
(1)と(2)の各反応を組合せると H2S は水に溶けて (3) のような電離平衡になる。
Ho Aa
H+ + HS™
H+ + S2-
H2S 2H+ + S2-
Cus (固)
ZnS (固)
HGB
ア
の方向に移
(3)式において, 酸性水溶液中では水素イオン濃度[H+] が高く,平衡は
動するため,硫化物イオン濃度 [S2-] が イ なる。 一方, 中性や塩基性の水溶液中では
[H+] が低く,平衡は ウ の方向に移動するため, [S2] が I なる。
金属イオンを含む水溶液に H2Sを通じると,電離して生じた硫化物イオン S2 が金属イオン
と結合し, 水に溶けにくい沈殿を生成することが多い。 難溶性塩である金属硫化物の硫化銅(II)
Cus や硫化亜鉛ZnS は, 飽和水溶液中ではつぎのような溶解平衡に達している。
TH
(1)
(2)
01 x 0.1 0
O
Cu²+ + S2-
Zn²+ + S2-
(3)
銅(II)イオン Cu²+ や亜鉛イオン Zn²+が硫化物の沈殿を生じるか否かは,溶解度積の値や水
溶液の水素イオン指数 pH に依存する。 同じモル濃度の銅(II) イオン Cu²+ と亜鉛イオン Zn²+
の混合水溶液を酸性にして H2Sを通じると CuSのみが沈殿する。 水溶液を中性や塩基性にする
と、溶液中に残ったZn²+もZnSとして沈殿するようになる。
(4) [2] A
(5) [2,H]-[TH]