せいすいしょう。
「醒酔笑」
しほだい
例文
塩鯛に矢の当たること
がん
*しゅうと
〔むこが舅の家へ行く途中に店で雁を買い、矢に突き通し、使用人に持たせていった。〕
ら
しうと
舅出合ひ雁を見て、「これは。」 と問ふに、「われ等の道にてつかまつりたる。」とあれば、数
出迎えて
来る途中の道で射留めました
ひろう
大いに悦喜し、一族皆寄せて披露し、ふるまひわめきけり。
手柄を言いふらし
むこ勝つにのり、「今一度もたせ参らせん。」といひおき、家の子に
調子に乗り
持って来ましょう
ととの
や
しめしあはせ、「われは先へゆかん。 後より調へ来たれ。」と命ず。
しあは
さぶらふ
むこ、まづ舅にあふと同じく、「異な仕合せにて、また雁をつかまつりて候。」といふ。
すぐに
不思議なめぐりあわせで
射留めました
舅勇みほこれり。かの内の者、塩鯛に矢をつらぬき持ち来たれり。 むこ「して、今の矢は
ますます喜んだ
はづ
今度の
当たらなんだか。」といへば、「さればAには外れて、
m
にあたり参らせた。」と
当たらなかったのか
答ふ。
意味 *舅・・・義理の父親。
*塩鯛…鯛を塩づけにしたもの。
com
Proud