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宇治拾遣物語の「袴垂、保昌にあふこと」について質問です。

笛を吹きながら見返りたる景色、とりかかるべくもおぼえざりけへば、走りのきぬ。

現代語訳をすると、笛を吹きながら振り返って見たその様子に襲いかかることができそうにないので走って逃げてしまった。

ということなのですが、「取りかかるべくも」が「襲いかかることができそうもない」という否定の意味になるのがわかりません、

べくは可能?の助動詞「べし」の連用形かなと思うのですが、べしに打消のような意味合いをもつものがないのでどうして「襲いかかることができそうもない」と訳すのかがわかりません。

教えてください(・・;)

回答

✨ ベストアンサー ✨

とりかかるべくもおぼえざりければ
を品詞分解すると
とりかかる/べく/も/おぼえ/ざり/けれ/ば
となります。
「おぼえ」は思われる、感じられるという意味の動詞の未然形であり、「ざり」は打消の助動詞「ず」の連用形です。(「けれ」は過去の助動詞「けり」の已然形)
したがって
とりかかることができると思われなかったので…のような意味合いになり、そこから意訳して襲いかかることができそうもない、となったと考えられます。
ここでの「べく」は可能で訳すとよいかと思います。

ゲスト

おお!とてもわかりやすいです!!
ありがとうございました!(*⁰▿⁰*)

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