応用問題 3
三角形 ABC において,次のそれぞれの条件が成り立つとき,三角形
ABCはどのような三角形であるか調べよ.
(1) asinA+bsinB=csinC (2) bcos A=acos B
精講
三角比の関係式から三角形の形状を決定させる問題です.このよう
な問題では,三角比を,正弦定理や余弦定理を利用してすべて辺の
長さ a, b, c を用いて表すことがポイントになります. それにより, 三角比
の関係式は 「辺の長さの関係式」にすり替わります.
例えば,三角形ABCの外接円の半径をRとすると、正弦定理よりま
a
b
_C
=
=
=2R
sin A sin B sin C
ですので,これを sin A, sin B, sin Cについて解くと,
sinA=-
a
2R'
sinB=
b
2R'
C
sinC=
2R
cos A =
となります. (1) ではこれを利用します. また, 余弦定理より,
b²+c²-a²
c+α2-62
cos B=
2bc
2ca
などが成り立ちますので, (2) ではこれを利用しましょう.
解答
(1) 三角形ABCの外接円の半径をR とすると,正弦定理より,
a
b
sin A=
sin B=
sinC=
2R'
2R'
2R
これを与えられた等式に代入すると,
Q2
62 C2
+
=
すなわち α'+b2=c2
2R 2R 2R