エルサレムのモスクで衝突 150人以上負傷
国産経新聞
MO
hy ?
エルサレム旧市街のイスラム教礼拝所 「アルアクサモスク」 の周辺で15日、 多数のパ
レスチナ人がイスラエルの治安部隊と衝突し、 ロイター通信によると少なくともパレスチ
ナ人152人が負傷した。 4月初旬にはイスラム教徒の信仰心が高まるラマダン (断食
月)に入っており、 報復の応酬が懸念される。
why
15日はイスラム教の金曜礼拝に当たり、 モスク周辺で投石などを行ったパレスチナ人に
イスラエルの治安部隊が催涙弾やゴム弾を発射して応戦し、イスラエル警察は数百人を拘
束した。3月以降、 パレスチナ人などアラブ系によるユダヤ人襲撃事件が頻発していた。
イスラエルのベネット首相は「あらゆるシナリオを想定している」とし警戒を強化する方
針を示した。パパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、イス
ラエルには「(今後起きる) 結果に責任がある」 と述べた。
アルアクサ·モスクでは昨年4月のラマダン期間中も双方のもみ合いが相次ぎ、5月には
ハマスがイスラエル領にロケット弾を撃ち込んで同国軍との大規模衝突に発展し、 停戦ま
での11日間でパレスチナ人250人以上が死亡した。
モスクはイスラム教とユダヤ教双方の聖地である「神殿の丘」にある。東エルサレムを
「将来の独立国家の首都」 と位置付けるパレスチナ側に対し、イスラエルは東西エルサレ
ムは「不可分の永遠の首都」 だとしている。 (カイロ 佐藤貴生)