5ペプチドの加水分解 次の文章を読み, 以下の問いに答えよ。
0 ペプチド Aは7個のα-アミノ酸よりなり,各a-アミノ酸のアミノ基とカルボキシ基がそれぞれ
脱水縮合したもので, 一端にアミノ基(これをN末端という),他端にカルボキ
シ基(これをC末端という)をもつ。
2 ペプチド Aは,アラニン (Ala), グリシン(Gly), グルタミン酸(Glu), セリン
(Ser), リシン (Lys), ロイシン (Leu)の 6種類のアミノ酸からなる。
3 ペプチドAのN末端アミノ酸は不斉炭素原子をもたないアミノ酸で, C末端
アミノ酸は酸性アミノ酸である。
の 塩基性アミノ酸のカルボキシ基側のペプチド結合のみを加水分解する酵素をペ
プチドAに作用させると,ペプチド B, Cおよびグルタミン酸が生成した。
6ペプチドB の溶液ではビウレット反応を示したが, ペプチドCではほとんど変化が見られなかっ
た。
装 アミノ酸の等職点
アミノ酸
特電点
アラニン
6.0
グリシン
6.0
グルタミン酸
3.2
セリン
5,7s
リシン
9.7
ロイシン
6,0
6 ペプチドBは4個のα-アミノ酸から構成され, これを2つのペプチドに部分的に加水分解すると,
それぞれのペプチドはリシン,, ロイシンとアラニン, グリシンであった。
のペプチド Aを塩酸を用いて構成アミノ酸まで完全に加水分解し, その溶液の pH を 5.8 に調整
した。この溶液の少量をろ紙の中央につけ, そのろ紙を pH5.8 の溶液に浸し, 直流電圧をかけて電
気泳動を行った。
8 電気泳動後のろ紙を乾燥させた後,ニンヒドリン試薬を噴霧して加温する
と紫色の3つのスポットが現れた (右図) 。
(1) 図中のスポット (ア) , (イ) , (ウ) に含まれるアミノ酸を略号で記せ。
(2) ペプチドAのアミノ酸配列をN末端側から例にならって記せ。
例 - Phe - Met -©
(名古屋市立大 改)