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遺伝子組換え遺伝子組換えに関する、次の各問いに答えよ。
問1. ある細菌のタンパク質Xをコードする遺伝子 Xを制限酵素Aを用いて切り出し, プ
ロモーター領域のすぐ後ろを制限酵素Aで切断したプラスミドBとつなぎ合わせて,大
腸菌に取り込ませ増殖させた。大腸菌からプラスミドを回収すると,遺伝子Xが組み込
まれたプラスミドの長さはすべて同じだった。しかし、遺伝子Xが組み込まれたプラス
ミドを大腸菌に取り込ませても,遺伝子Xからタンパク質Xが産生されるプラスミドも
あれば,産生されないプラスミドもあった。タンパク質Xが産生されなかったプラスミ
ドでは,なぜ産生されなかったのか、その理由を30字以内で述べよ。ただし,用いたプ
ラスミドBに制限酵素Aが認識する塩基配列は1か所しかなかった。また,大腸菌内で
プラスミドの塩基配列に変異は生じなかったものとする。
制限酵素 Aが
制限酵素 Aが
認識し切断する
塩基配列
認識し切断するLONA
塩基配列
遺伝子 X
プロモーター制限酵素
遺伝子X
つなぎあわせる
遺伝子 X
領域
制限
酵素が認
識し切断する
塩基配列
制限酵素 A
CR法で で切断
プラスミド B
(セ
O
問2. 遺伝子Yの後に GFP の遺伝子を組み込んで GFP が融合したタンパク質を産生させ
ある場合,遺伝子 Yの後および GFP の遺伝子の前をそれぞれどの制限酵素を用いて切断し,
つないだらよいか,適切な制限酵素を以下の制限酵素 a~fのなかから1つずつ選び,
記号で答えよ。 遺伝子Yの後およびGFP の遺伝子の前の塩基配列,制限酵素 a~fが
認識する塩基配列とその切り口を以下に示す。 なお, 遺伝子Yの終止コドンは取り除い
ている。また,終止コドンの塩基配列は,UAA, UGA, UAG である。
ここまで遺伝子 Y
遺伝子 Y
GTTAATTAAGATATCGATCG-
CAATTAATTCTATAGCTAGC-
遺伝子Yの後の塩基配列
ここからの GFP 遺伝子
-TTAATTAACGATCGC
GFP 遺伝子
-AATTAATTGCTAGCG
GFP 遺伝子の前の塩基配列
制限酵素 a
TCTAGA
CGATCG
AGATCT
制限酵素 b GCTAGC
制限酵素 c
GAT|ATC
CTATAG
制限酵素 d
G|GATCC
制限酵素 e
CCTAGG
GCGGCCGC
CGCCGGCG
制限酵素 f
TTAATTAA
AATTAATT
21. 大阪大改題)