わせと
がった。
★第2問 次の文章を読み,後の問い (問1~4)に答えよ。
〔解答番号 1
5 〕 (配点 15 )
真核生物の細胞核に含まれるDNA は,
第1章
生物の進化
(a) 染色体として特定の本数に分割されて
おり,1本の染色体上には多数の遺伝子が存在する。 有性生殖をおこなう動物では,
減数分裂によって配偶子(卵・精子) をつくり、自身がもつ遺伝子を子に伝える。減
数分裂では,相同染色体を別々の細胞に分配することで,1つの配偶子には自身の
もつ染色体の半数を渡す。
ある動物個体がもつ1対の相同染色体上に, 2組の遺伝子 Aa と B・b (A と
Bは顕性, aとbは潜性の遺伝子とする) が連鎖している場合を考える。 2組の遺
伝子がヘテロ接合の個体(遺伝子型は AaBb)での遺伝子の配置には,図1のiとi
のように2通りがある。 そこで,遺伝子の配置もわかるように図1-iの遺伝子型
は AB / ab, 図1 -i の遺伝子型は Ab / αB と表すことにする。例えば AB /
ab の個体が減数分裂を行えば, 生じる配偶子の多くは遺伝子型が AB と ab になる。
しかし遺伝子型が Ab と aB の配偶子も少数生じる場合がある。これは(b)減数分裂
の際に染色体の乗換えが起こることがあるためである。 乗換えとは、相同染色体が
対合するときに,図2に示すように1本の染色体が途中で交わって二価染色体を形
成すると, 交わった場所を境に染色体の一部が入れ換わる現象である。 注目してい
る2組の遺伝子が存在する場所の間で乗換えが起こると, 連鎖している遺伝子が入
れ換わる組換えが起こる。 連鎖している2組の遺伝子間での組換えの起こりやすさ
を組換え価 (%) という数値で表す。 組換え価は,理論的には
(組換えを起こした配偶子数)
× 100 (%)
(全配偶子数 )
の式で求められるが,実際には配偶子を調べることは困難なので,
0
(c)注目してい
る2組の遺伝子のヘテロ接合体に2組とも潜性遺伝子のホモ接合体を交配し,生じ
た子の表現型の比から求められる。