日本人の胸の奥で、水はどのような音を響かせているのであ
ろうか。水音を表現した擬態語、擬声語が、その微妙な音をさまざまに
ったえている。擬態語というのは、ものごとの状態を象徴的に音てあら
わした語であり、擬声語というのは物音や動物の鳴き声などを、写実的
にとらえた語である。言語学では、それをオノマトペonomatopée とい
が、日本語には、こうした擬声語、擬態語がきわめて多い。オノマト
ペが日本語の特質だといってもいいほどてある。このことは、おそらく
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