2 理那さんは,斜面と台車を使って, カと運動,エネルギーに関する実験を行った。ただし, 床は水平で,
摩擦や空気抵抗,糸の質量は考えないものとし, 斜面と床はなめらかにつないであるものとする。また, 質
量100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。
図 25 のように,台車を斜面上に静止させ, 記録テープを記録タイマーに通して台車にはりつけた。
その後,静止させた状態から静かに手をはなし, 斜面を下る台車の運動のようすを記録した。 実験に
は1秒間に 60回打点する記録タイマーを使用した。
実験I
実験II 斜面を下っている間の台車の運動のようすについて, 記録されたテープを調べた。記録テープのは
じめの部分は打点が重なっているので, その部分を切って除き, 最初の打点から6打点ごとに切って,
1本目から順に各テープの6打点ごとの長さを測った。 表 26 は, 6本目までの6打点ごとの各テー
プの長さと,1本目からのテープの長さの合計についてまとめたものである。
実験I 斜面を下り終わった台車は, 水平な床の上では等速直線運動をした。
図 25
-記録テープー
静止させた台車
記録タイマー
水平な床
表26
測定したテープ [本目]
1
2
3
4
5 4 6
7
6打点ごとのテープの長さ [cm]
1.2
3.6
6.0
8.4
10.8
13.2
1本目からのテープの長さの合計 [cm]
1.2
4.8
10.8
19.2
30.0
43.2
X
(1)表 26 で, 4本目のテープが記録された区間の台車の平均の速さは, 何 cm/sか, 求めなさい。また,
6本目までのデータから, 表中のXに入る値を求めなさい。