166. 湖の生態系 64分
それより深くなると低下し、水深8m から 10m の湖底までは 10°C であった。水中の溶存酸素は、
6mよりも浅い水深では多かったが深くなると減少し、底では全く消失していた。岸辺に水草は少な
かったが、岩には付着性藻類が生育し、タニシなどの巻貝がそれを食べていた。光が十分に届く約
4m までの浅い水中では,浮遊性の植物ブランクトンが繁殖し、それらをミジンコなどの動物プラン
クトンが食べていた。湖にはフナやハヤが多数いて動物プランクトンを食べていたが、これら小形魚
類はナマズなどの動物食性魚類に食べられていた。
問1 この湖の非生物的環境と生物における。作用と環境形成作用の両方を記述した例として最も適
当なものを、次の0~0のうちから一つ選べ。
0ミジンコはフナなどの小形魚類に食べられるが、絶滅はしない。
O光合成によって植物ブランクトンが増加し、水中に達する光が減少する。
ある小さな湖の調査を夏に行った。水温は表層から深さ 5m までは約 25°C,
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第6章 生懸系とその保全
深い層では、水温と溶存酸素濃度の両方が低くなる。
0雨や地表からの流入水に含まれる栄養塩類が、生物に不可欠である。
問2 この湖では,夏に、水深の深いところで溶存酸素が少なくなる。その理由として誤っているも
のを、次の0~6のうちから一つ選べ。
0 水深の深いところでは,光が不足し、光合成が十分に行われない。
@水深の深いところでは,水圧と低い水温によって、生物の活動と分布が阻害される。
O水深の深いところには、分解者としてはたらく微生物がいる。
の深い層と浅い層との水温差によって、水の混合が妨げられる。
O 湖底には、有機物が蓄積している。
(センター追試)