会話 1
Kさん マツバボタンには、赤い花を咲かせる株と白い花を咲かせる株があって赤い花と白い花
という形質は、メンデルが発見した遺伝の規則性にしたがって遺伝するんだって。 それで、
庭から赤い花を咲かせる株を1株とって株Aとして、部屋の中で育てたんだ。
Mさんなるほど、他の株の花と受粉しないようにしたんだね。
Kさん そうだよ。また, マツバボタンは,茎を切って土にさしておくとそこから新しい株に育っ
ので,有性生殖でも無性生殖でもふやすことができるんだ。 だから,株Aを無性生殖と,
有性生殖である自家受粉の両方でふやして、子の形質に違いが出るかどうか調べてみよう
と思うんだ。
Mさん親が同じだから、無性生殖でも自家受粉でもできる子の形質は親と同じになると思うな。
実験 1
方法 1
課題 1 赤い花を咲かせる株 Aから無性生殖でできた子は,
13回行った。
すべて赤い花を咲かせるのだろうか。
株Aから 茎を10本切り取って土にさして育て、咲いた花の色を確認した。
(税込)
結果 1
10本とも,新しい株として育ち, 10株とも赤い花を咲かせた。
会話2
Mさん 予想通り, 無性生殖では, 花の色はすべて株Aと同じ色になったね。
Kさん 次に, 有性生殖である自家受粉でも
調べてみよう。 マツバボタンは,図1
のように, 赤い花を咲かせる株の子葉
は赤色になり、白い花を咲かせる株の
子葉は緑色になるんだ。
T
赤色の子葉
T
緑色の子葉
e
赤い花を咲かせる株
白い花を咲かせる株
図 1
Mさん そうなんだ。 では、株Aの種子をま
いて調べてみよう。
実験2
課題2 赤い花を咲かせる株 Aの自家受粉によってできた子はすべて赤い花を咲かせる株になる
のだろうか。
方法2
図2のように,湿らせた脱脂綿の上に, 株Aの自家受粉に
よってできた種子をまき, 発芽した子葉の色を確認する。
結果 2
湿らせた脱脂綿
赤い花を咲かせる株と白い花を咲かせる株があった。
図2