1先生:塩化銅から銅を取り出せましたね。次は, 酸化銅から銅を取り出す方法を考えてくだ
さい。酸化銅は水にはとけません。
Gさん:酸化銅に炭素の粉末を混ぜて加熱し, 酸化銅から酸素を取り除く方法が考えられます。
I先生:いいですね。 酸化銅の質量と炭素の質量との関係についても一緒に考えましょう。 準備
した酸化銅は,銅と酸素の質量の比が4:1になっているので, 4.00gの酸化銅から3.20g
の領を取り出すことができます。 4.00gの酸化銅に 0.30gの炭素の粉末を混ぜて加熱す
ると、酸化銅と炭素は過不足なく反応し, 試験管の中には銅だけが3.20g残るはずです。
新木
【生験2】 酸化銅の粉末4.00gと炭素の粉末 0.30gをはかりとり, よく 図I
混ぜて試験管の中に入れ,図IIのように加熱した。発生した気体は 酸化鋼の粉末と
炭素の粉末
石灰水に通し、試験管の中に残った物質の質量を測定した。
[実験2の結果]ビーカーの中の石灰水は白くにこごり, 気体の発生
が終わるまで加熱を続けたところ, 試験管の中に残った物質の
質量の合計は 3.64g となった。
(3) Gさんは, 実験2で試験管の中に残った物質の質量が3.20gではなく, 3.64g になったことに
ついて,原因を推測した。 炭素は空気中の酸素とは反応せず酸化銅とだけ反応し, また, 反応し
た酸化銅と炭素はすべて銅と二酸化炭素に変化したものとして, あとの問いに答えなさい。
石灰水
【Gさんの推測】
推測1:酸化銅または炭素のいずれかを多く試験管の中に入れてしまったため,完全に反応が
終わるまで加熱した後も, 銅の他に酸化銅または炭素のいずれかが試験管の中に残った。
推測2:酸化銅と炭素の質量をそれぞれ正しくはかりとり試験管の中に入れたが, 十分に混
ざっていなかったため完全には反応せず, 銅の他に酸化銅も炭素も試験管の中に残った。