【4】 植物の配偶子形成と受精、種子の形質に関する次の文章を読み、あとの問いに答えよ。
被子植物の雌性配偶子である卵細胞と、雄性配偶子である精細胞ができる過程を図1に示す。図1に
は細胞の輪郭だけを模式的に示してある。
花粉は、昆虫や風などによって運ばれて、めしべの柱頭に付着する(受粉)。 受粉した花粉は吸水し、発
芽して①を伸ばし、めしべの花柱を胚珠に向かって伸びていく。やがて①が珠孔に達するとその先端
が破れ、精細胞の1個と② 細胞とが受精して受精卵 (2n)ができる。 もう1個の精細胞は細胞と受
精する。
反足細胞
則
3回
→
-
退化する
・助細胞
④ 細胞
胚のう細胞
胚のう
花粉管細胞
O-8-8-
雄原細胞
⑤ 細胞 花粉四分子
小胞子
図1
花粉
-8"
精細胞
問1. 文および図中の空欄に適する語句をそれぞれ答えよ。
問2. 文中の下線部の受精様式を何というか。
問3. 胚のう細胞から胚のうが形成されるまでに核分裂は何回あるか。
問4. 有胚乳種子をもつ果実の構造を図2に示す。 胚乳は図中ア~オのどの部位
に相当するか, 最も適切なものを1つ選び, 記号で答えよ。
エ
図2 有胚乳種子をもつ果実の構造
問5. イネの種子は胚乳に蓄積するデンプンの種類により, うるち米もしくはもち米となりうるち性と
もち性は胚乳の遺伝子型により決定される。 もち性の表現型はうるち性の表現型に対して潜性であり,
潜性遺伝子と顕性遺伝子A が表現型の決定に関わること, 顕性遺伝子Aをもつとうるち性となるこ
とが知られている。 なお, 交雑は十分な数の柱頭に対して行ったものとする。
(1) もち米品種の植物体の柱頭に、うるち米品種の純系の植物体から採取した花粉をつけた。この交雑
により実った種子の胚乳の遺伝子型を答えよ。 HA
(2) (1)の交雑で得られた種子を育てて得られた植物体の花粉を, もち米品種の植物体の柱頭につけた。
この交雑で得られた種子の胚乳の遺伝子型の分離比を答えよ。
(3) (1)の交雑で得られた種子を育てて得られた植物体の柱頭に、 もち米品種の植物体の花粉をつけた。
この交雑で得られた種子の胚乳の遺伝子型の分離比を答えよ。