日商簿記2級:商業簿記〜第1章編〜
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高校全学年
日商簿記2級の商業簿記編になります。
ノート更新を中断してましたが、またゆるっと再開できればと思っています。
今回のノートの内容
・商業簿記とは
・売上原価(三分法)
・売上原価(その都度売上原価へ振り替え)
・棚卸減耗損、商品評価損
過去のノート一覧
・日商簿記3級編
・日商簿記2級工業簿記編
ノートテキスト
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商業簿記とは? →仕入先から商品を買い、得意先へ商品を売るなどの会社外部との取引を記録する簿記。 ふりかえり 工業簿記・企業内部で利用する情報を記録、計算する簿記。 日商ボキ2級: 工業ボキ1章編参照) <目的> ①取引の記録:日々の取引を仕訳として記録 ②財務諸表を作成し報告:①の仕訳を集計し、もうけの金額や会社にある財産の金額が一目で ~第1章~売上原価 わかるようにする。 ①売上原価(三分法) →期中に商品を仕入れた時仕入に記帳し、商品を販売する時売上に記帳する方法。 決算のタイミングで決算整理仕訳を行う。 <残高試算表の金額> ふりかえり 日商簿記3級:第7章編 三分法の場合、 期末日における決算整理前と決算整理後の金額は次 のようになります。 例: 期首棚卸高100、 期末棚卸高300、 当期仕入高800、 当期売上高900 ふりかえり 期首棚卸高…前期の売れ残り。 期末棚卸高…当期の売れ残り。 期首棚卸高 期末棚卸高 決算整理前残高試算表 決算整理後残高試算表 繰越商品 100 繰越商品 300 仕入 800 売上 900 仕入 600 売上 900 期中の仕入高の金額 仕入 100/繰越商品 100 繰越商品 300/仕入 300 売上原価の金額 ①商品を仕入れた時 商品を売った時 ③決算 (借) 仕入 800/(貸)買掛金 800 費用 負債が (借)売掛金 900/(貸)売上 900 資産 収益増 (借) 仕入 100/(貸)繰越商品 100 (借) 繰越商品300/(貸)
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②売上原価(販売のつど売上原価に振り替える方法) →期中に商品を仕入れた時商品に記帳し、商品を販売した時売上に記帳。 同時に商品から売上原価へ振り替える。 ※決算のタイミングで決算整理仕訳を行わない。(そのつど振り替えてるため) 販売のつど売上原価に振り替える方法の場合、 決算整理仕訳を行い ませんので、期末日における決算整理前と決算整理後の各勘定の残高 は同じ金額となります。 例: 期首棚卸高100、 期末棚卸高 300、 当期売上原価600、 当期売上高900 期末棚卸高 決算整理前残高試算表 決算整理後残高試算表 商品 300 商品 300 売上原価 600 売上 900 売上原価 600 売上 900 売上原価の金額 決算整理仕訳なし 当期仕入高の計算 当期仕入高=売上原価+期末棚卸高 -期首棚卸高 =600+300-100 = 800 ①商品を仕入れた時 (借) 商品800/(貸) 買掛金 800 資産 ②商品を売った時(借) 売掛金900/(貸)売上 900 (借) 売上原価600/(貸)商品 600 ③ 棚卸減耗損・商品評価損 棚卸減耗損(たなおろしげんもうそん)・帳簿上の在庫数量と実際の在庫数量に差があった場合に 計上する損失盗難、紛失、破損、自然減耗が原因。 商品評価損(しょうひんひょうかそん)…商品の価値が原価を下回った際に発生する損失。商品の陳腐化や 市場価格の下落が原因。 帳簿上の情報 (帳簿棚卸高 ) 決算日に数えた結果 (実地棚卸高) 300円の商品があるはず... 破損していない商品 100円は そのままの価値 Dogfood Dogfood Dogfood 100円 Dogfood 破損した商品 100円 30円 分の価値しかなくなったので、 300円 70円の商品評価損 Dogfood 30円 なくなった商品 100円が 棚卸減耗損
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<決算整理仕訳の書き方> 例題 次の取引の決算整理仕訳を行いなさい。 商品に関する情報は次のとおりである。 期首棚卸高 ¥100 期末棚卸高 ¥300 帳簿棚卸高 数量3個 原価@¥100 帳簿一実地=1個 実地棚卸高 数量2個 うち 1個が正味売却価額@¥200 1個が正味売却価額@¥30 ◎帳簿棚卸高…帳簿で記録していた商品の個数と金額。 実地棚卸高…決算日に実際にある商品の個数と金額。 正味売却価額・将来商品が売れると予想される金額から販売にかかる手数料を引いた 金額。 原価@¥100 <正味売却価額 @¥200 →仕入額より高く売るのが通常のため仕訳不要。 原価@¥100 >正味売却価額@¥30 → ・仕入額より安く売ると赤字→仕訳書く。 ①売上原価に含めない方法 手順1 下書きを書く 帳簿棚卸高 3個 @¥100 =300 1個(通常の繰越商品) 1個@¥100(棚卸減耗損1個×@¥100=100) ・1個@¥30(商品評価損(個×(@¥100-@¥30)=70) 手順2 売上原価を求める仕訳を書く。(帳簿棚卸に基づいて) (借) 仕入100/(貸)繰越商品100 (借)繰越商品300/(貸)仕入 300 手順3 棚卸減耗損の仕訳を書く。(減ってしまった() (借) 棚卸減耗損 (00/(貸)繰越商品 100 手順4 商品評価損の仕訳を書く。(価値が下がってしまった1個分) (借) 商品評価損 70/(貸)繰越商品70
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②売上原価に含める方法 →①でやった仕訳+棚卸減耗損と商品評価損を仕入勘定に振り替える仕訳 ☆仕入勘定に振り替える=売上原価に含まれる (借) 仕入 100/(貸)棚卸減耗損(00 (借) 仕入 70/(貸)商品評価損 70 Q1 売上原価 (販売のつど売上原価に振り替える方法) P.020 次の取引について仕訳しなさい。 当社は関西商店より商品 ¥90,000 (@ ¥300 × 300個) を仕入れ、 代金 を掛けとした。 なお、 商品売買に関して、 商品を仕入れたとき商品勘定に 記帳し、 販売したときそのつど売上原価を売上原価勘定に振り替える方法 で記帳している。 Q2 売上原価 (販売のつど売上原価に振り替える方法) P.020 次の取引について仕訳しなさい。 当社は四国商店に商品200個(原価 @ ¥600、 売価 @ ¥800) を売り上げ、 代金は掛けとした。 なお、 商品売買に関して、 商品を仕入れたとき商品勘 定に記帳し、販売したときそのつど売上原価を売上原価勘定に振り替える 方法で記帳している。 Q3 棚卸減耗損・商品評価損 P.022 次の取引の決算整理仕訳を行いなさい。 なお、当社は三分法により記帳しており、 棚卸減耗損および商品評価損に ついては独立の科目として処理する。 期首棚卸高は¥30,000であり、 期 末商品棚卸高は次のとおりである。 ・帳簿棚卸高 数量 400個 原価 @ ¥100 ・実地棚卸高 数量 390個 うち300個 正味売却価額 @ ¥110 90個 正味売却価額 @ ¥50
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Q1 売上原価 (販売のつど売上原価に振り替える方法) P.020 次の取引について仕訳しなさい。 当社は関西商店より商品 ¥90,000 (@ ¥300×300個)を仕入れ、 代金 を掛けとした。 なお、 商品売買に関して、 商品を仕入れたとき商品勘定に 記帳し、販売したときそのつど売上原価を売上原価勘定に振り替える方法 で記帳している。 三分法ではない二「商品」「売上」勘定を用いる A.(借)商品 90,000/(貸)買掛金 90,000 販売まで行ってないため売上原価への振替は不要。 仕入れたため 代金が掛のため Q2 売上原価 (販売のつど売上原価に振り替える方法) P.020 次の取引について仕訳しなさい。 当社は四国商店に商品200個(原価@¥600、 売価 @ ¥800) を売り上げ、 代金は掛けとした。 なお、 商品売買に関して、 商品を仕入れたとき商品勘 定に記帳し、販売したときそのつど売上原価を売上原価勘定に振り替える 方法で記帳している。 → 三分法ではない=「商品」「売上」を用いる。 A.(借)売掛金160,000/(貸)売上 160,000 商品200コ×売価@¥800 (借) 売上原価 120,000/(貸)商品 (20,000円 商品200コ×原価@¥600 販売したモノ に関わる原価
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Q3 棚卸減耗損・商品評価損 P.022 「仕入」「売上」を用いる 次の取引の決算整理仕訳を行いなさい。 なお、当社は三分法により記帳しており、 棚卸減耗損および商品評価損に ついては独立の科目として処理する。 期首棚卸高は¥30,000であり、期 末商品棚卸高は次のとおりである。売上原価に含めない ・帳簿棚卸高 数量 400個 原価 @ ¥100 ・実地棚卸高 数量 390個 うち300個 正味売却価額 @ ¥110 90個 正味売却価額 @ ¥50 A. 下書き 帳簿 400コ×@¥100 =40,000 E 300コ@¥100(通常取引) 10コ @ ¥100=1,000 (棚卸減耗損) 90コ @ ¥5090g× (@¥100-@¥50)=4,500 (商品評価損) 帳簿棚卸高の仕訳(借) 仕入30,000/(貸)繰越商品 30,000 (借) 繰越商品 40,000/(貸)仕入 40,000 棚卸減耗損の仕訳(借) 棚卸減耗損 1,000/(貸)繰越商品 1,000 商品評価損の仕訳(借) 商品評価損 4,500/(貸)繰越商品 4,500
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