③
形成
55. ショウジョウバエの形態形成 69 次の文章を読み,後の問いに答えよ。
れる卵形成時に卵の前端に蓄えられるRNAから翻訳される。 また, 翻訳されるタンパク質 X の量は
部のウバエの幼虫のからだは頭部、胸部および腹部からなり、野生型の原腸胚期の胚の
胸部の境界の位置は, タンパク質 X の量によって決まっている。 タンパク質 Xは,母親の卵巣で
蓄えられる RNAの量に比例している。
この蓄えられる RNA の量を野生型の半分または2倍に変化させると,頭部と胸部の境界の位置が
きる。しかし,タンパク質 X の RNAをまったくもたない卵から発生した胚は,原腸胚期に頭部が欠
わり,頭部の比率が異常な原腸胚になってしまう。これらの胚も,その後ふ化して子孫を残すことが
するために,その後しばらくは発生が進むものの,ふ化することなく死んでしまう。
問1 下線部に関して,それぞれの原腸胚に形成される頭部と胸部の境界の正常胚に対する相対的な
置の変化の組合せとして最も適当なものを次の①~④のうちから一つ選べ。
半分に変化させたとき 2倍に変化させたとき
①
後方に動く
後方に動く
②
後方に動く
前方に動く
③
前方に動く
後方に動く
④
前方に動く
前方に動く
問2 下線部に関連して, タンパク質 X をコードする正常な対立遺伝子とそのRNAが転写されない
常な対立遺伝子とのヘテロ接合体では, 正常な対立遺伝子のホモ接合体 (野生型) に比べて, 転写さ
るタンパク質Xの RNA の量は半分になる。 そのため, 産み出されるどの卵でも蓄えられる RNA
半量になってしまう。 ヘテロ接合体の雄とヘテロ接合体の雌とを交配して得られたすべての雌と、
常な対立遺伝子のホモ接合体の雄とを交配したとき,次の世代の原腸胚の形態の分離比として最も
当なものを,次の①~⑨のうちから一つ選べ。
正常 : 異常
正常 : 異常
正常 : 異常
①
9 : 7
②8:1
③
3: 1
(4)
④
2 :
1 ⑤
1 : 0
⑥
1 : 1
⑦
1
:
28
1
: 3
⑨0:1
[15 センタ