みまかったのです。悲しみは深まっ
天候にはばまれ、海賊襲来の情報におびえて、一行の船
旅は遅々とすすみません。船がとまる浜には美しい貝や石
が打ちよせられてありました。
寄する波打ちもよせなんわが恋ふる
こ
ビート
ひとわすれ貝おりて拾はん
1I理由
忘れ貝というのはどんな貝なのか、拾うと恋しい人を忘
れることができるという貝なのでした。父と母は沖の波に
11内容
忘れ貝をうちよせておくれ、と呼びかけます。忘れる間も
②心情
なく、死んだ子を恋う心の苦しさに。
「んな児のためには、親をさなくなりぬべし」