※104.〈加水分解の速さ〉 思考
酢酸メチルの加水分解の実験を次のように行った。
酢酸メチルと希塩酸をガラス容器内で混合して全量を100mLとし,ゴム栓をして
25℃に保った。一定時間ごとに反応溶液 500mLを取り出し, 0.200mol/L 水酸化ナ
トリウム水溶液で中和滴定を行い,表の結果を得た。 反応時間0min における滴定は反
応が進行しないうちに素早く行った。また,反応時間∞ min の値は、3日後に酢酸メチ
ルがほぼ完全に消失したときの滴定値である。 なお、この酢酸メチルの加水分解反応に
よる体積変化は無視できるものとする。
反応時間 〔min]
0
10
20
40 60
80 200
8
水酸化ナトリウム水 11.9
溶液の滴下量 〔mL〕
13.4 14.7 17.1 18.9 20.5 25.5 27.5
X(1) 酢酸メチルの加水分解の反応を化学反応式で示せ。
(x) 加水分解の反応に, 水ではなく希塩酸を用いた理由は何か。 10字以内で説明せよ。
(3) 最初にガラス容器内に入れた塩酸中の塩化水素の物質量 [mol] を有効数字2桁で
求めよ。
(4) 反応時間 ∞ min における酢酸の濃度 [mol/L] を有効数字2桁で求めよ。
(3) 酢酸メチルの加水分解率(加水分解された割合) が ある一定の時間内では反応時
間と直線関係にあるとしたとき, 表中の最も適切な値を用いて, 酢酸メチルが50% 加
水分解される反応時間 〔min〕 を有効数字2桁で求めよ。
[14 岐阜大 ]