よ
6.DNA の複製様式が証明された実験に関する下の各問いに答えよ。 ( 6点)
[実験] 大腸菌を, 重い窒素 (15N) を含む培地で何代も培養し, 大腸
菌の窒素を 15Nとした。 その後, 窒素源としては窒素 (14N) のみ
を含む培地 (通常培地とする) に移して培養し、 大腸菌を分裂さ
せた。窒素 (14N) のみを含む培地で1回分裂させたもの,2回分
裂させたものからDNAを精製して, 窒素 (14N) のみを含む培地
に移す前の大腸菌の DNA と密度勾配遠心法にて比較した。 その結
果, 図1のように比重の違いにより3つにわけることができた。
※密度勾配遠心法: 遠心力を利用し, 溶質を比重の違いによって分離する方法。
通常の比重のDNA
中間の比重のDNA
比重の大きいDNA
図1
※DNA中のすべての窒素原子が 15N に置き換わったものを比重の大きいDNA
DNA 中のすべての窒素原子が 14N に置き換わったものを通常の比重の DNA とする。
(1)この実験から明らかになった DNA の複製のしくみを何というか。
(2) 通常培地で1回分裂させた大腸菌から精製した DNAにはどのようなものが含まれているか。 次
のア~ウのなかから過不足なく選び, 記号で答えよ。
ア 通常より比重が大きい DNA
通常の比重の DNA
ウ 中間の比重の DNA
(3) 通常培地で培養して得られた第5世代の大腸菌からは,どのような比重をもつDNAが得られる
と考えられるか, 簡単な整数比で答えよ。