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窒素肥料 X の窒素含有率(質量パーセント)を調べるために、次の実験を行った。
ただし,Xに含まれる窒素成分は硝酸アンモニウム NHNO3のみであり,それ以
の成分は一連の反応に関与しないものとする。
アを吸収後の水溶液 200mL から
い
X5.00gをはかり取り、濃い水酸化ナトリウム水溶液を十分に加えて加熱し、発
生したアンモニアをすべて0.200mol/Lの希硫酸200mLに吸収させた。アンモニ
を用いて正確に10.0mLをコニカル
ビーカーにはかり取って,指示薬としてメチルレッド (変色域:pH4.2~6.2) を加え,
水溶液中に残っている未反応の硫酸を中和するために, 0.200mol/Lの水酸化ナトリ
ウム水溶液を用いて中和滴定を行ったところ、終点までに5.00mLを要した。
③の中和反応が完了したときを
知ることができる。 なお、 変色域が塩基性側にあるフェノールフタ
レイン (変色域 pH8.0 ~ 9.8) を指示薬として用いた場合には,式
③に続いて式 ④ の反応も起こってしまうため, H2SOの量を求
めることができない。
NH&NO」とNaOHの反応 (式①)によって発生したNH3の物質
量を x[mol] とする。 このNH』 と式②で反応したH2SO4 の物質
量は 12 [mol] だから,残っているH2SO4 の物質量は,
0.200mol/Lx_200
1000 L-(mol)
中和滴定で用いる指示薬
フェノールフタレイン
変色(無色)pH8.0~DH.9.3 (色)
メチルレッド
NH3 吸収後の水溶液 200mLからはかり取った10.0mLの水溶
液中のH2SO4 の物質量は,
10.0 mL
1000 L-(mol))x- 200 mL
(0.200mol/Lx-
200
これをNaOH水溶液で中和滴定したので、H2SOは2の酸,
NaOHは1の塩基だから, 中和反応の量的関係より、
2×0.200mol/Lx
2000 L-(mol))x100 mL
問7
選び、その名称を記せ。
空欄 い に適する実験器具として最も適切なものを次の図のうちから一つ
ピペリ
色: 赤色) pH4.2~pH.6.2 (黄色)
メチルオレンジ
変色: (赤色) pH3.1pH4.4
解法のポイント/
中和の量的関係
=1x0.200mol/Lx
5.00
1000
酸が放出するH* の物質量 [mol]
=塩基が受け取る H の物質量 [mol]
(塩基が放出する OH-の物質量(mol])
x=6.00×10-mol
(別解
発生したNHの物質量 x[mol] は, 実験に用いたH2SO4 全部の
H+の授受に着目して次のように求めることもできる。
nの酸のc [mol/L] 溶液 [L]と、
カの塩基の[mol/L] 溶液 [L]が通
不足なく中和反応するとき
nXcXv=n' Xcxu
NH3 吸収後に残ったH2SO4の全量を NaOHで中和する場合, 中
和に要する NaOH水溶液の体積は, 5.00mL×
200mL
10.0ml
である。
/H2SO が放出する H+ の物質量
200
2×0.200mol/Lx- -L
1000
問8
0.200mol/Lの希硫酸 200mLに吸収させたアンモニアの物質量は何molか。
四捨五入により有効数字3桁で記せ。
NH が受け取る H* の物質量
1xx [mol]
NaOH が受け取る H の物質量
5.00 x 200
7.90ml
1x0.200 mol/LX-
10.0
1000
したがって、
2x0.200 mol/Lx-
200
1000
19 窒素肥料 X の窒素含有率(質量パーセント)は何%か。 四捨五入により有効数字
3桁で記せ。 ただし, 原子量はH=1.0, N=14.0, O=16.0 とする。
<-47-
=1xx[mol]+1×0.200mol/Lx-
x=6.00×10-2 mol
200
5.00x
10.0
L
1000
<<-94-