【Q23】
消滅時効に関する次のア~エの記述のうち、 妥
当なもののみを全て挙げているのはどれか (争いのあ
るときは、判例の見解による。)。(裁判所職員:
2019年度)
ア抵当不動産の第三取得者は、その抵当権の被担保
債権の消滅時効を援用することができない。
イ債務者が消滅時効の完成後に債権者に対して債務
を承認した場合において、 その後さらに消滅時効の
期間が経過したときは、 債務者は、その完成した消
滅時効を援用することができる。
ウ契約不適合責任による買主の売主に対する損害賠
償請求権の消滅時効は、買主が目的物の引渡しを受
けた時から進行する。
エ 不確定期限の定めのある債権の消滅時効は、債務
者が期限の到来を知った時から進行する。
1 ア、イ
2 アウ
3 イ、ウ
4
イ、エ
5 ア、エ
【Q24】
取得時効に関する次のア~オの記述のうち、妥
当なもののみを全て挙げているのはどれか (争いのあ
るときは、判例の見解による。)。 (裁判所職員:
2019年度)
ア 占有者は、所有の意思をもって、 平穏かつ公然
に、善意・無過失で占有するものと推定されるた
め、10年の取得時効を主張する者は、これらの要件
について立証する必要はない。
イBが自己の占有と前占有者であるAの占有を併せて
取得時効を主張する場合において、 Aがその占有開始
の時点において善意・無過失であっても、 B自身がそ
の占有開始時において悪意であるときは、Bは、期間
10年の取得時効を主張することはできない。
ウAがB所有の甲土地を占有し、 取得時効が完成した
場合において、その取得時効が完成する前に、CがB
から甲土地を譲り受けその所有権移転登記をしてい
たときは、Aは、Cに対し、 登記なくして甲土地の所
有権を時効取得したことを主張することはできな
い。
エ 時効期間の起算点は、 時効の基礎となる占有の事
実が開始した時点であり、 取得時効を援用する者が
任意に起算点を選択することはできない。
占有の途中で他人に占有を奪われても、 占有者が
占有回収の訴えにより占有物の占有を回復すれば、
取得時効は中断しない。
ア、イ
2 アウ
12345
イ、ウ
4 ウエ
エ、 オ