英単語は、できることなら「効率よく」覚えたいものですよね。
僕自身、自作アプリで英単語学習をしてきました。その中には、英単語を効率的に定着させるための工夫をたくさん詰め込んでいます。今回は、その考え方と学習法を紹介します。
#英単語学習の前提
英単語は、少しずつ丁寧に覚えるよりも、広範囲を雑に、速いペースで何度も繰り返すほうが効果的です。
想像してみてください。少しずつ覚えていく方法では、最後まで終えた頃には、最初に覚えた単語を忘れてしまっていることが多いはずです。
だからこそ重視すべきなのは、「速さ」と「回数」。
そのためには、英単語と日本語訳を1対1で直訳的に覚えるのが最適です。慣用句や細かい用法は後回しで構いません。メインの意味を確実に言えるようにすることを優先してください。
丁寧に慣用句まで覚えるより、直訳を完璧に固めたほうが、結果的にテストでは高得点につながります。英単語力は最終的に「やった量」に左右されますが、その量を最大化するための効率的な覚え方が重要なのです。
#3サイクル反復速習法
ここで紹介するのが、「3サイクル反復速習法」です。
たとえば、10ページ分の単語を学習すると仮定します。進め方は次のようになります。
1 → 1 → 2 → 3 → 2 → 3 → 4 → 3 → 4 → 5 →
4 → 5 → 6 → 5 → 6 → 7 → 6 → 7 → 8 →
7 → 8 → 9 → 8 → 9 → 10 → 9 → 10 → 10
このように、「進んでは戻る」を繰り返しながら学習します。一見、面倒で時間がかかりそうに思えるかもしれません。しかし、広範囲を雑に高速で回すことを意識すれば、僕の場合、どれだけ長くても20分ほどで終わりました。
また、英単語学習では「分からなくても答えようとする」アウトプット型の学習が効果的だとされています。研究によると、インプットとアウトプットの理想的な比率は 3 : 7です。
この方法では、同じページを3回見ることになりますが、
* 1回目:普通に見る(インプット)
* 2・3回目:赤シートなどで隠してテスト形式(アウトプット)
とすることで、理想の3:7の比率に近い比率で学習を進めることができます。
#夜に暗記し、朝に復習する
これはよく知られた方法ですが、非常に理にかなっています。
夜に「3サイクル反復速習法」を行い、翌朝に赤シートで隠してテストをすると、記憶がしっかり定着します。
朝の復習で間違えた単語は書き出し、もう一度覚え直しましょう。
すべての単語について、直訳をスムーズに言えるようになれば、それでパーフェクトです。
英単語学習は、根性論ではなく設計の勝負です。
速さと回数を最大化し、無駄を削ぎ落とした学習法で、効率よく語彙力を伸ばしていきましょう。