✨ ベストアンサー ✨
物質の諸々の特性は一般に線形(比例)関係にありません.
フックの法則も変位が大きい時は成り立たず,
変位が小さい場合の近似式です.
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/inventor/getting-started/caas/CloudHelp/cloudhelp/2020/JPN/NINCAD-SelfTraining/files/GUID-589E8565-42AF-497B-8FDD-541C954A01F0-htm.html
を流し読みしてみてください.
σ = Eε
において,E を k,ε を x と読み替えてください.
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温度を ⊿T だけ上げるのに必要な熱量を算出する式
Q = C⊿T
も ⊿T の小さな変化幅では熱容量 C が一定であるとした近似です.
一般には熱容量 C は温度に依存し,
Q =∫(T0→T)C(t)dt
で計算します.(⊿T = T - T0)
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微分を用いた関数の近似式は数学でもう習っているでしょうか?
lim(x→a) {f(x) - f(a)}/(x-a) = f'(a)
より,x が十分 a に近ければ
f(x) = f(a) + f'(a)(x - a) + (誤差)
において(誤差)は十分小さく,
f(x) の値を f(a) + f'(a)(x - a)
で評価することは良い近似になっていそうです.
良い近似になっていることを
f(x) ≒ f(a) + f'(a)(x - a)
と書くことにします.
これを使って例に挙げた近似を導出したいと思います.
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バネによる力 F が変位 x に依存するとして F(x) とすると,
x が十分に小さい時
F(x) ≒ F(0) + F'(0)x
です.ここで変位がない時はバネによる力はありませんので F(0) = 0 として
F(x) ≒ F'(0)x
です.F'(0) = k としてフックの法則を得ます.
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温度 T における物体の熱量を Q(T) と書くと,
Q(T) ≒ Q(T0) + Q'(T0)(T - T0)
です.ここで,Q(T0) を基準にどれだけ熱量が増えたかを測るので Q(T0) = 0 とします.
また
Q(T) =∫(T0→T)C(t)dt
より,
Q'(T) = C(T)
です.ここから
Q(T) ≒ Q(T0) + Q'(T0)(T - T0) = C(T0)⊿T
を得ます.
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写真の問題を考えます.
固体の長さ L が温度 t に依存するとして L(t) と書きます.
近似式すると,
L(t) ≒ L(0) + L'(0)t
です.L(0) = L0,L'(0) = L0α とおいて,
L(t) ≒ L0(1 + αt)
を得ます.
次にこれが良い近似となっている条件を考えます.
f(x) ≒ f(a) + f'(a)(x - a)
において,右辺第二項は f(a) からのずれを「補正」していると考えられますので,
補正が小さいほど良い近似となっていそうです.
よって,
|f(a)| >> |f'(a)(x - a)|
が良い近似となっているかの一つの基準となります.
(x >> y は y が x より十分小さい,の意味)
今回の式に当てはめると
L0 >> L0αt
より
t << 1/α
が良い近似となっているための条件です.
2枚目の写真より α は極めて小さいので,1/α は極めて大きいです.
したがって t はある程度大きな値を取っても近似の精度を保つことができ,
近似式中で α は一定です.
丁寧なご回答、本当にありがとうございます!まだ微分はやっていないのですが、何となく理解できてきました!微分を習ったらもう一度理解し直します🙇♀️