このグラフは,酸素濃度(酸素の圧力)によってどれだけのヘモグロビンが酸素と結合できるかを示したものです。
①まず,横軸を見ます。横軸は酸素濃度(場合によっては酸素の圧力)を示しています。数値が高いほど酸素がたくさんあります。
②グラフの種類を見ます。A~Dまで4本の曲線があります。
③縦軸を見ます。ヘモグロビンがどのくらい酸素と結合しているかを表します。
グラフの読み方(質問者様の写真なので,多少の誤差は許してください)
①横軸=酸素濃度を見ます。例えば,横軸=酸素濃度10とすると,A~Dとの交点を縦軸=酸素ヘモグロビンの割合で読みます。
↳ A:90,B:85,C:95,D:98。
②①の数値を比べてみると,酸素ヘモグロビンの割合は,D>C>A>B であることがわかります。
※質問者様が迷っておられた『組織』『胎盤』『肺胞』と『矢印+実線』は,その場所での酸素濃度=横軸を表しています。実際にその時の酸素ヘモグロビンの割合を縦軸で読み取ります。
①肺胞の酸素濃度(横軸で約13.5)のとき,A:95,B:90,C:99,D:99
②胎盤の酸素濃度(横軸で約6.1)のとき,A:80,B:70,C:87,D:98
③組織の酸素濃度(横軸で3.7)のとき,A:50,B:40,C:70,D:97
質問があれば,可能な範囲で答えます。
ご丁寧な回答ありがとうございます!!
まだよくわからなくて、酸素ヘモグロビンは血中に酸素が多い時に酸素と結合するのではないのですか??
酸素ヘモグロビンについての話が、酸素を手放す前の話なのか、後の話なのかわかりません😖
一般的にヘモグロビンは酸素濃度が大きいときに酸素と結合しますが、酸素濃度が小さくなったからといって酸素を離すとは限りません。例えばグラフDであれば、酸素濃度が約2まで酸素ヘモグロビンの割合が約95%を超えていますので、ヘモグロビンは酸素を持ったまま、離していないことになります。
なお、酸素ヘモグロビンの状態では、現時点で酸素を離していません。
答えになっているかがわかりませんので、遠慮なく質問してください。
胎児の場合:母のおなかの中ですから酸素濃度が低いことが予想されます。生きていくためには酸素は必須ですから酸素濃度(=横軸)が低いところで酸素ヘモグロビンをたくさんもつ必要があります。
母の場合:胎児に酸素を渡す必要があります。そのためには酸素ヘモグロビンから酸素を離しますから,胎盤において酸素ヘモグロビンの割合が胎児よりも低い必要があります。
ネズミの問題も同じです。
高地:酸素濃度が低い。生きていくためには酸素が必要なので,酸素濃度(=横軸)が低いときでも酸素ヘモグロビン(=縦軸)をたくさん作れる破線のグラフになります。