回答
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基礎事項
腎臓に流れた血液は、腎臓の糸球体でろ過され、原尿になります。
その後、原尿は細尿管(尿細管ともいう)を通り、この時、体に必要な水やグルコースなどが再吸収されます。
再吸収されたものは、血液中に戻り、再吸収されなかったものは、尿となり、排出されます。
(1) イヌリンの濃縮率を求めなさい
ⅠⅠ
イヌリンの濃度は血液から尿になるに当たって何倍になりましたか?
なので、イヌリンの濃縮率=尿中のイヌリン濃度/血しょう中のイヌリン濃度
=120[mg/mL]/1[mg/mL]
=120倍
(2)
血液中に注射されたイヌリンはろ過された後、体には必要ないので、再吸収されません。
すなわち、原尿中に含まれるイヌリンはすべて尿に出ていくことになります。
言い換えると、『原尿中のイヌリンの量=尿中のイヌリンの量』ということになりますよね。
問題文より、1時間に生成された尿の量は100mLですよね。また、表より、尿中のイヌリンの
濃度は、120[mg/mL]ですよね。(濃度の単位から尿1mLに対して120mgのイヌリンが含まれ
ていることがわかりますよね)
以上より、1時間に生成された尿、すなわち、100mLの尿中に含まれるイヌリンの量[mg]は、
120[mg/mL]×100[mL]と表せますよね。
また、表より原尿中のイヌリンの濃度は1[mg/mL]であるから、今回求める1時間に生成された原尿の量をx[mL]とすると、
1時間に生成された原尿中のイヌリンの量[mg]は、1[mg/mL]×x[mL]と表せますよね。
『1時間に生成された原尿中のイヌリンの量=1時間に生成された尿中のイヌリンの量』であるから、
1[mg/mL]×x[mL] =120[mg/mL]×100[mL]
これを解いてx=12000[mL]
続く
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(3)<1時間における尿素の再吸収量>
原尿中に含まれる尿素は少し再吸収され、再吸収されなかった尿素が、尿中に排出されます。
すなわち、『再吸収された尿素の量=原尿中の尿素の量-尿中の尿素の量』ですよね。
原尿中の尿素の濃度は0.3mg/mLであり、1時間に生成される原尿の量は12000mL
であるから、1時間に生成された原尿、すなわち、12000mLの原尿に含まれる尿素の量は
0.3[mg/mL]×12000[mL]と表せますよね。
また、尿中の尿素の濃度は20mg/mLであり、1時間に生成される尿の量は100mL
であるから、1時間に生成された尿、すなわち、100mLの尿中に含まれる尿素の量は
20[mg/mL]×100[mL]と表せますよね。
以上より、1時間に再吸収された尿素の量[mg]は
0.3[mg/mL]×12000[mL]-20[mg/mL]×100[mL]=1600mg
分からなければ質問してください
わかったかどうか不安だったら、2時間で再吸収されたナトリウムイオンの量を求めてみてください。