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倍数・約数 1. 倍数
● 倍数とは、ある数を整数倍してできる数のこと ( 0倍は含めない)
●公倍数とは、 2つ以上の共通の倍数のことで、 それら公倍数の中で最も小さい数を最小公倍数という
(1)倍数
> 倍数 : ある数を整数倍 (1倍、 2倍、3倍、• して
できる数のこと
(例) 4の倍数: 4×1 = 4、 4×2 = 8、4×3 = 12、・・・
ただし、0の倍数や、 ある整数の0倍は考えない
(例) 1から200までの整数の中に6の倍数は何個ありますか?
(答) 最初の6の倍数は6、 その後、6個置きに出てくるため、
(200-6)+6=32あまり2なので、 32 + 1 =33個
(3) 公倍数・最小公倍数
> 公倍数:2つ以上の数の共通の倍数のこと
> 最小公倍数: 公倍数の中で最も小さな整数 (L.C.M.)
(例)4と6の公倍数は、 12、24、36、・・・ (12の倍数)
4の倍数:4、8、12、16、20、24、28、32、・・・
6の倍数:6、12、 18、 24、 30、•••
最小公倍数は連除法で求めることができる
3つ以上の数の最小公倍数を求める場合、
割り切れないときにはそのまま下におろす
(2) 特別な倍数の特徴
(例)
2) 16 24
30
最小公倍数のときは、
特別な場合
確認方法
2)
8
12
15
割り切れないときは
そのまま下におろす
2の倍数
下1けたが偶数{0,2,4,6,8}のいずれか
2)
4
6
15
(偶数)
(例) 168、500、1234567890
3)
2
3
15
最大公約数のときは、
ダメ!!
3の倍数
各位の数の和が3の倍数
1
5
4の倍数
5の倍数
(例) 168・・・ 1+6+8=15→3の倍数
下2けたが4の倍数か00 (例) 168,300
下1けたが{0,5}のいずれか
6の倍数
9の倍数
2の倍数かつ3の倍数の数字 (例) 168
各位の数の和が9の倍数
(例) 198・・・1+9+8=189の倍数
16, 24, 30の最小公倍数は、2×2×2×3×2×1×5=240_
互いが素である数a, bの最小公倍数はaxb
2つの数が、 1以外の
公約数を持たないこと
Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa
|2025/10/12
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倍数・約数 2. 最小公倍数の応用 ○の倍数の個数を求める問題は周期算のように考える。 ○でわった商が個数 ●歯車のように周期的に2種類以上のものを動かす問題では、 それぞれの間隔の公倍数を求めると良い (1) 倍数の個数を求める問題 ○の倍数の個数を求める問題は、 周期算のように考える (例) 100から200までの整数の中に13の倍数は何個ありますか? (2)最小公倍数を使った応用問題 歯車のように周期的に2種類以上のものを動かす問題で は、それぞれの間隔の公倍数を求めると良い 2両の電車の出発時刻 例 長方形の紙をならべて正方形を作る 直方体の箱を積み上げて立方体を作る (解) 1から200までの整数の中に13の倍数は、2001315あまり5 (例) 13個おきに13の倍数が出てくる 1から99までの整数の中には、 99-137あまり8 なので、 100の1つ手前 15- 87[個] Point ある花火大会ではA、B2種類の花火を一定間かくで打ち上げます。 午後7時から開始しA・B同時に打ち上げ、 その後はAは8秒ごと、Bは 12秒ごと打ち上げられ、 午後7時20分に花火大会は終了しました。 打ち上げの音は何回聞こえましたか? 1からではなく途中からの個数を求める場合、 〇の倍数が周期の途中 で出てくるので、 対応が難しい。 (解) 0秒 8秒 16秒 24秒 32秒 A: B: 0秒 12秒 24秒 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa |2026/2/28 1から1つ手前の整数 (上例だと99) までの個数をひく方が求めやすい (例) 1から100までの整数の中に8でも13でも割り切れない数は 何個ありますか? (解) ベン図を書くと、 T の部分になる 4の倍数 (アイ): 100÷4=25 7の倍数(イ+ウ): 1007=139 また、4と7の最小公倍数は28なので、 28の倍数(): 100 ÷ 28 = 3… 16 したがって、 1~100の整数 ア + + +T 4の倍数 -7の倍数 ア 36秒 8と12の最小公倍数である24秒ごと同時に打ち上げられる Aは全部で20×60÷8=150[回]、 Bは全部で20×6012=100[回] 打ち上げられ、 A・B同時に打ち上げられるのが、 最初もふくめて、 20×60 + 24 + 1 = 51 [回] なので、音が聞こえる回数は合計で、 150+100-51=199[回] 公倍数 T=100-25-13+ 3 = 65[個]
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倍数・約数 - 3. 商と余り ●pでわるとrあまる整数の数列は、 はじめの数がγで、ずつ増える等差数列 ●条件が2つある場合には書き出すことで最初の数を見つけ、以降はわる数の最小公倍数ずつ増えていく (1) 同じあまりの数列 pでわるとあまる整数の数列 はじめの数 (初項)がで、ずつ増える等差数列 条件が2つ以上ある場合、 パターンは3通り パターン①でわってもんでわってもあまる整数 aとbの最小公倍数より大きい整数 (例) 4でわっても6でわっても3あまり2けたの整数のうち 最も小さい数は? (解)両方でわってもあまりが3なので、一番小さい数は3。 4と6の最小公倍数は12なので、 3 +12 = 15 (例) 6でわると2あまり、8でわると4あまる整数を小さい順に ならべます。 300に最も近い整数は何ですか? (解) ①最初の整数(初項)を求める この場合は、左のパターン②なので、 最初の整数 (初項) は6と8の最小公倍数24より、 わる数と あまりの差である4を引いて、 244=20 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa |2026/2/28 6でわると 38 14 20 26 32 38 44 50 2 あまる パターン②あまりは異なるが、 わる数とあまりの差が同じ aとbの最小公倍数よりだけ小さい整数 4 12 20 28 36 44 52 8ると 4あまる (例) 4でわると3あまり、6でわると5あまる整数のうち 最も小さい数は? (解) わる数とあまりの差がどちらも1なので、一番小さい数は 4と6の最小公倍数は12より、 12-1=11 パターン③ 上記以外 条件に当てはまる数を調べて探して、 ②増える整数 (公差) は、 わる整数の最小公倍数 公差は、 6と8の最小公倍数となる24 残りは、最小公倍数の間かくで、 増減させる (例) 6でわると2あまる4の倍数のうち2番目に小さい数は? ③目標となる前後の整数を調べて、近い方が答え 初項以降、 (300-20)+24=11あまり16なので、 この数列の12番目 : 20 + 24×11=284 この数列の13番目 : 284 + 24 = 308 初項を除くと11番目 前の数の次の数は、 (解)でわると 2 8 2 あまる 14 20 26 となるので、 300により近い整数は、308 4 8 4の倍数 12 16 20 24 -O 一番小さな数で当てはまるものを書き出して探すと8。 4と6の最小公倍数は12なので、2番目は、 8+ 12= 20 公差をたす 3
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倍数・約数 - 4. 約数
● 約数とは、 ある整数をわり切ることができる整数のこと。 1と口自身は必ず口の約数になる
●公約数とは、2つ以上の整数の共通な約数のことで、 公約数の中で最も大きな整数を最大公約数という
(1)約数
> 約数: ある整数をわり切ることができる整数のこと
(例) 12の約数: 1、2、3、4、6、12
整数=○×△で表せるとき、○と△は口の約数
(○、△は0ではない整数)
>□=□×1なので、1と口自身は必ず口の約数
(例) 36の約数は全部で何個か?
〇 △で始めて
IO ≧ △となったら
(解)36=1×36、 2×18、 3×12、 4×9、 6×6 打ち止め
なので、36の約数は1、2、3、4、6、9、12、18、36}
の9個
(別解: 素因数分解と場合の数を使うと、)
36を素因数分解すると、 36= 2×2×3×3。
(2) 公約数・最大公約数
> 公約数:2つ以上の数の共通の約数のこと
> 最大公約数: 公約数の中で最も大きな整数 (G.C.D.)
(例)36と48の公約数は、
36の約数: 1、2、3、4、6、9、12、18、36
12346
48の約数:1、2、3、4、6、8、12、16、24、48
> 最大公約数は連除法で求めることができる
ただし、3つ以上の数の最大公約数を求める場合、
1つでも割り切れない数があったら公約数ではないことに注意
(例)
2の倍数・・・ {1,2,2×2} の3通り
2) 16 24 60
最大公約数のときは、
3の倍数・・・ {1,3,3×3} の3通り
2)
8
12
30
全部の整数で
なので、この組み合わせは、 3×3=9[個]
割れないとダメ!
4
6 15
(例) 40をわると4あまる整数をすべて求めなさい
16, 24, 60の最大公約数は、 2×2 = 4
(解) 40 △=○あまり4となるので、
△×○ + 4 = 40
40でわるとの
場合は、
倍数の問題
左側だけかける
△xO = 40-4=36
となるため、 わる数△は、 36の約数となる。
ただし、あまりが4のため、 わる数は4より大きい整数となる。
36の約数は{1、2、3、4、6、9、12、18、36}なので、
この中で、4より大きい整数は6、9、12、18、36
(3) 互いに素
たが
互いに素 2つの整数の最大公約数が1の状態
(2つの整数に1以外に共通の約数が無い)
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倍数・約数 - 5.最大公約数の応用 2つの整数の積は、 2つの整数の最大公約数・最小公倍数の積と等しい (1) 最小公倍数と最大公約数の関係 (2) 最大公約数を使った応用問題 |26cm 【定理(正しいことが証明されたもの)】 (例) 39cm 2つの整数の積は、2つの整数の最大公約数・最小公倍数 の積と等しい 整数ax整数b=最大公約数G×最小公倍数L たての長さ26cm、 横の長さ39cmの あつ紙を、あまりが出ないように切って、 同じ大きさの出来るだけ大きい正方形を 作ります。正方形は何枚できますか? (解) 正方形の1辺の長さは、 たてと横の長さの最大公約数 (例)2けたの整数が2つあります。 この2つの整数の積は320、 最大公約数が4のとき、 この2つの整数は何と何ですか? (解) 1 公式から最小公倍数を求める 最小公倍数は、320÷4=80 ②連除法で最小公倍数を求める方法を思い浮かべる 連除法をイメージすると、 最大公約数) a b 最小 xy 公倍数 右のようになり、4×xxy = 80。 よって、 xxy = 80÷4=20 となるような、 (x,y)の組を探すと、 (x,y) = (1,20), (2,10), (4,5) のいずれか。 求める整数は2けたなので、(x,y) を4倍 (最大公約数) して、 2けたになるのは、 (x,y)=(4,5)だけ。 √ (x,y) = (1,20) のとき、 a = 1×4=4となり2けたにならない √ (x,y) = (2,10)のとき、a= 2×4=8となり2けたにならない √ (x,y) = (4,5) のとき、 a=16,b= 20となり両方とも2けた したがって、このとき2つの整数は、4×4=16、5×4 = 20 26と39の最大公約数は13なので、正方形の1辺の長さは13cm ② たて、横それぞれ13cmの正方形をいくつ作れるかを 計算して、それをかけ合わせる たて: 26 132[枚] 横 : 3913=3 [枚] となるので、正方形は2x3 = 6 [枚] (例) A、B、Cは1ではない整数で、 AxB = 28、BxC = 42のとき、 考えられるA・B・Cの組を、 (A,B,C) の形で全て答えなさい (答) Bは28と42の公約数のうち、1を除いた整数になる。 28と42の最大公約数は14なので、 Bとして考えられるのは1以外の14の約数になる B=2のとき、 A = 28÷2=14、C=42÷2= 21のため、 (A,B,C) = (14,2,21)。 同じようにに、 B = 7のとき、 (A,B,C) = (4,7,6)。 B 14のとき、 (A,B,C) = (2,14,3)。 したがって答えは、(14,2,1) (4,7,6), (2,143)の3通り Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa |2026/2/28 5
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