人は水がなくては生きていけません。
ですから、水道がない時代には、水が得られる平らな土地に家を建て、稲作をおこなってきました。
また、自然災害に遭いにくい場所を選んで生活していました。
だから、扇状地では、湧き水が出やすい扇端に集落(家が集まっている所)ができ、水田が開かれる一方で、水が得にくい扇央には集落はできず、水田もなく、かわりに畑だったり森林だったりという土地利用になっていました。
氾濫原でも、わずかに土地が高い自然堤防に集落ができ、畑もある一方で、土地が低い後背湿地では集落はできず、水田がひろがっていました。
自然堤防がない平野や、平野ではない山間部でも、堤防を築いて輪中を作ったり、斜面に棚田や段々畑を切り開いく人たちもいて、たいへんだったとは思いますが、やはり、水が手に入る場所には人が住んでいます。