3
次の文を読み, 下の問1~ 問5に答えよ。
物質が液体に溶けて全体が均一になる現象を溶解という。溶けている物質を溶
質といい,溶質を溶かしている液体を溶媒という。 また, 溶解によって生じた混
合物を溶液という。 イオン結晶は ア 溶媒には溶けにくく、 イ 溶
媒に溶けるものが多い。 しかし, イオン結晶でも ウ などは水に溶けにく
い。
希薄溶液における凝固点降下度,沸点上昇度の計算では質量モル濃度が,浸透
圧の計算ではモル濃度が使われる。 モル濃度は溶液 1Lあたりの溶質の物質量で
表される。正確なモル濃度の溶液の調製には器具として エ が用いられ
る。
希薄溶液の浸透圧Ⅱは,溶質が非電解質の場合,次の式 ① で表される。
II = CRT
①
ここで, cは溶質のモル濃度, R は気体定数, Tは絶対温度である。
n
溶液の体積を V,溶質の物質量をn とすると c = となり,これを式①に代
入すると気体の状態方程式と似た形になる。 なぜ, 似ているのかは,理想気体と
希薄溶液の類似性を考えると推測できる。理想気体では,(1) 分子自身に体積が
なく, (2) 分子間力がはたらかないとされている。一方,希薄溶液では, (1) 溶液
の体積に対して, オ 分子自体の体積が無視でき,(2) カ 分子間ど
うしにはたらく力が無視できると考えられるからである。