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再読。再訪。再考。再という言葉を使った日本語を、わたしたちは多く使います。
そういうときの再という言葉には、独特の意味合いがこもっています。 レクリエー
ションのレ、リサイクルのリ、あるいはリフレッシュのリ。それは、再び、もう一度
という意味の再です。
□、再考、再生、再読というときには、もっと積極的な意味がこめられていま
す。再読とは、読んでもう一度確かめる、あるいは確かにすることであり、再考とい
うのは、考えて確かめる、考えて確かにしていくという意味合いをこめて使います。
再というときは、前からあったものをもう一度繰り返すというふうにとらえられが
ちですが、そうではなくて、新しい始まり、新たな意味というものを、いま現在のな
かにもう一度みちびきいれようという、積極的な意味合いをつよく含めて使ってきた
ように思います。 再生というときは、生の確かめなおしであり、昔話や伝承、古い民
話などをもう一度現在によみがえらせることを再話といいます。再という言葉は、こ
のように自発的で積極的な意味をもった言葉として、自覚的にも無意識のうちにも使
われてきました。
(長田弘「なつかしい時間」より)
おさだ ひろし
1 【内容】独特の意味合いとは、どのような意味合いか。それを説明している部分を
文章中から五十一字で探し、 初めと終わりの五字を抜き出しなさい。
(10点)
②【接続語】
にあ