4 地学分野
地震
13
震央が海底にある場合には,津波が発生することもある。 図のような海域にあ
る。南北にのびる長さ240kmの断層X-Yで, A島およびB島への地震波や津波の伝わ
り方を考えてみよう。 実際には複雑だが、考え方を簡単にするために,次のような条件
を設定する。 地震波は、発生した点からあらゆる方向に一定の速さで伝わるものとする。
・震源は断層の南端であるXにあり、断層はXでずれ始める。 ずれる点は,2km/秒の
速さで北端のYまで移動する。 例えば, Xの北120kmの点Zの断層は,Xで断層が
ずれ始めてから60秒後にずれ始める。
・Zの西 160kmにA島, Yの西100kmにB島がある。
震源の深さは,ごく浅く無視する。 また 海の深さも比較的浅く無視できるものとする。
B島
北
100km
240kml
A 鳥
Z'
160km-
200
120km
•P波,S波は,断層がずれた点でずれた瞬間にのみ発生し, P波の速さを8km/秒, S波の速さを4km/秒とする。
・津波は,断層がずれた点でずれた瞬間に発生する。 発生した津波は,速さ 80m/秒で同心円状に伝わる。 この速さ
はずれた点が断層上を伝わる速さ (2km/秒) に比べると非常に遅い。
(1)Xで地震が発生してから P波がA島に最初に到着するまでの時間は何秒か。
(2) Xで地震が発生してから, S波がA島に最後に到着するまでの時間は何分何秒か。
(3) A島とB島のうち, 津波が早く到達するのはどちらか。 また、この2つの島への、津波が到達する時刻の差はお
よそどれくらいか。 最も適するものをア~カから選べ。
ア 10分20秒 イ11分30秒
ウ 12分30秒 エ 14分40秒 オ 17分40秒
力 18分50秒
津波が
(1)
秒 (2)
分
秒 (3)
島 時刻の差
早く到達